海道
ジャンル | アドベンチャー |
シナリオ | 北側寒囲 |
原画 | ことぶきはじめ、ぺこ |
音声 | フルボイス |
アニメーション | アニメーションあり |
パッケージ版対応OS | Windows® 98 / Me / 2000 / XP |
ダウンロード版対応OS | Windows® XP / Vista / 7 |
■ストーリー
9月初旬、全国的に二学期が始まろうというこの時期に、主人公のクラスに転校生がやって来ます。
彼女の名は「椎堂 葵(しどうあおい)」、主人公である「椎堂 和哉(しどうかずや)」の同じ歳の従姉でです。
しかし彼女の表情は硬く、暗かったのです。
それは彼女の望まざる転校に、他ならなかったからなのです……
従姉と言う事もあり、強制的に葵の面倒を見る事になった主人公。
しかし、彼女はかたくなに島の生活を嫌い、クラスに馴染めないのでした。
そんな彼女だったが、主人公の幼馴染である「木之下 純(きのしたじゅん)」や、「しのぶ」「奈美(なみ)と
言った女の子達が少しづつ仲良くなってゆきます。
主人公の悪友である「伸一(しんいち)」や「利明(としあき)」といった野郎共も、下心丸出しなれど、
葵が馴染んでゆくのに一役買っています。
それからというもの、何をするにもこの7人が一緒。
一緒に遊ぶのは勿論、帰る時も学校行事でさえも、いつも一緒。
そして純の姉であり、教師でもある「真希(まき)」まで加わり、騒がしくも楽しい二学期が過ぎてゆきます。
10月に入り文化祭の準備が始まると、賑やかさはさらにヒートアップ。
中間試験のうっぷんも含めて、連日馬鹿騒ぎの日々な続きます。
そんな騒がしさの中にも愛情が生まれ、主人公の誕生日を機に彼女に告白、二人はむすばれるのです。
みんなに冷やかされつつも、相変わらず楽しいグループ活動。
二人の仲も、秋に向かってぐっと深まってゆきます。
そして、秋も深まった頃に訪れる「新九朗祭」。
愛しい彼女が島娘に選ばれ、主人公はなりゆき優勝を狙う事に!?
のどかな瀬戸内の島々で繰り広げられる、フツーだけど暖かい学園生活。
そんな中、育まれる二人の愛情……そして挫折。
今は9月、二学期が始まったばかり。今年は新九朗祭がある年。
主人公達はどんな形で……このお祭りに関わってゆくのでしょうか?
■キャラクター
椎堂 和哉(しどうかずや)
基本的に典型的な主人公。基本的に面倒くさがりで、怠け癖が強い。
クールを装っているが、実は面倒見の良いお節介体質。
彼女は欲しいが、男友達とバカをやっているのが楽しいのも確か。
家族構成は祖父の「源三郎(げんざぶろう)」父の「龍一郎(りゅういちろう)」、
母の真智子の4人家族。
しかし、近年の父は遠洋漁業に出る事が多く、滅多に家に帰ってこない。
比較的まともな性格故に、グループの連中の玩具扱いされてしまう、薄幸の主人公。
椎堂 葵(しどうあおい)cv:一色ヒカル
主人公の同じ歳の従姉でクラスメイト。
生真面目で頑固、いわゆるお堅い委員長タイプ。
父のリストラを機に、母親は離婚。
瀬戸内の祖父の家に引っ越すハメになり、なかばそんな両親を恨んでいる。
将来は本気で官僚になるべくガリ勉をしていたが、現在はのどかな島の学校で
放心状態。
つい田舎を馬鹿にした発言をしては、周囲から浮き気味になってしまう。
成績は全国レベルだが、体力は今ひとつ。
今まで恋愛はおろか、男子とプライベートで遊んだ事すらない。
父親は主人公の父である伯父に、半ば無理矢理遠洋漁船に乗せられて、
留守にしている状態。
木之下 純(きのしたじゅん)cv:茶谷やすら
主人公のクラスメイトで、家のお隣さん。
面倒見の良い姉御タイプで、義理人情に厚い行動派。
家族構成は漁師の父と姉の真希の3人家族で、母親は彼女が物心つく前に他界。
家事の出来ない姉に代わり、一家の家事を取り仕切っている。
主人公の部屋の窓を開けると、彼女の部屋の窓と向かい合い、本人も半ば
腐れ縁と諦めている。
いわゆるグループのまとめ役でイベント好き。
「みんな一緒に」という雰囲気を、何より大事にしている。
相澤 しのぶ(あいざわしのぶ)cv:理多
主人公のクラスメイトで、伸一の従妹でもある。
実家はミカン農家で、山一つ持っている大地主でもある。
おっとりしてはいるものの、とにかく働き者で努力家。
人当たりも良く、滅多に怒ったりしない。
俊敏さはないものの、かなりの体力持ちで力持ち。
全てにおいて人並みの能力を持つが、実は日々の努力の賜。
いわゆる「いけない事」はやらない優等生タイプ。
なにかと自己主張の激しい女の子達、バカばっかり言ってる野郎共を
やんわりとまとめる仲裁役
吉岡 奈美(よしおかなみ)cv:金田まひる
主人公の後輩で一年生。
利明の妹で、純やしのぶとも仲が良い。
実家は両親が経営する観光旅館で、住まい共々松川大島にある。
※吉岡兄妹以外は全員双葉島に家がある。
そこそこ流行っている実家の手伝いに忙殺される毎日に飽き飽きするも、
修学旅行以外に本土に行った事がない。
「いつか王子様が……」と、誰かがこの島から連れ出してくれる事を夢見て他ならない。
兄の利明は典型的なヲタクで、その駄目っぷりが彼女の理想の高さを助長している。
そんななか、比較的まともである主人公に、どこか憧れているフシがある。
木之下 真希(きのしたまき)cv:児玉さとみ
主人公達の通う学園の教師で、純の姉。
主人公の家とはお隣同士。
一流大学出身のエリートで東京帰り……なのだが、実はかなりの変人。
とにかく生徒達にエッチな下ネタを言っては楽しんでいるフシがあり、
半ば自動的に「エロ語翻訳機能」がついているがごとし。
何気ない日常会話も、彼女に掛かれば下ネタ化してしまう。
ミニスカートの中は常にノーパンだというウワサがあるが、誰もそれを
確かめた者はいない。
城島 伸一(きじましんいち)cv:柏木真人
主人公の悪友その1で、しのぶとは従妹の関係。
背も高く、見た目も良いので割とモテるのだが……本人は「みんなの伸一クンで居たい」
と特定の彼女を作らない。
とにかくナンパ体質で、「いい女はみんな俺れのモノ」的発想を、半ば本気で思っているフシ有り。
そんな彼も、転校してきた葵に一目惚れ。懲りずに何度も告白を繰り返す。
そこそこ器用なのでなんでもこなす。スマートに生きる事になかりのこだわりを持つナルシスト体質。
実は従妹のしのぶは、唯一守ってあげたい存在。
彼がここまでええ格好しぃなのは、実のところ彼女に良いところを見せたいのが由縁だったり。
吉岡 利明(よしおかとしあき)cv:大久保けんたろう
主人公の悪友2で、奈美の実の兄。
どうしようもないヲタク体質で、エロゲー、コスプレ、同人誌、アニメ&特撮、フィギア系と、
全部に手を出すマルチオタク。
現実の女の子にほとんど興味が無く、例外として妹の奈美にメロメロ(死語)
※現実は実妹です、結婚不可。
しかしながらコテコテのエロゲ的シチュエーションには興味があるらしく、正に天然セクハラ野郎。
性格は底抜けにヲタクで、インテリぶっているが強烈な自虐癖アリ。
妹の奈美にはバカにされ続けているが、いつかソフ倫規定に反する様なインモラル展開に及ぶ事が野望。
実家のを旅館を継ぐ気はまったくなく、小遣いをせびってはグッズ収集に励んでいる。
しかしながら、不思議と憎めない得な性格。