れすとあ

■ストーリー

早くに母を亡くし、父と二人暮しだった主人公・小野寺圭一は、父の死がきっかけで生前から自分の事や遺産管理を任されていた叔母の小野寺君枝の家で世話になる事になる。
　自分を「お兄ちゃん」と慕ってくれる従兄妹のなおも交えた新しい生活だが、君枝となおのような温かな人間関係に不慣れな圭一は戸惑い、微妙な居心地の悪さを感じるのだった。
　そんな中、メカニック志望の幼馴染、結(ゆい)が所属するバイク部が部員不足で同好会に格下げされそうなので助けて欲しいと懇願されるが、興味の無い圭一。
　しかし父が自分に古いバイクを残していた事を知らされた圭一は、その朽ちた旧車を修理(レストア)しようと心に決め誘われていたバイク部に入ることに。
　バイク部では幼馴染の結や部員達みんなで免許を取りに行ったり、クールで無口だけど巨乳(笑)の部員諒(りょう)とパーツ代稼ぎにバイトしたり、慌ただしいけれど楽しい日々が続き、そんな毎日が圭一を変えていき、やがて一緒にバイクのレストアを手伝ってくれる彼女達との間に、恋愛感情が芽生ていく･･････。

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■キャラクター

小野寺圭一

本作の主人公。本来は熱血漢だが、クールを装うのを趣旨としている。
性格は不愛想でめんどくさがり屋なので、服装やお洒落に関してはあまり興味がない。
女の子達との生活は本当は嬉しいのだが、わざと意地悪したりいじめたりと、心とは裏腹に子供っぽい行動をとってしまっては内心後悔している。
この間まで遠く離れた都市に父親と二人で住んでいた為、家族の団らんに疎いところがある。
父の他界によって父方の親戚である君枝の家にやっかいになる事になるが、君枝やなおの家族の温かみに触れとまどいどこかすれた態度を取りがちになってしまう。
幼い頃はこの街に住んでいたので、知り合いも多く、街自体に馴染みは深い。

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榊　結（さかきゆい）

故郷に帰ってきた圭一をバイク部に入部させた本作のヒロイン。
物心つく頃にはすでに玩具代わりにスクラップのエンジンをバラしていたという程の筋金入りのバイク好きで、現在はバイク部に所属してメカニックとして頑張っている。
実家は住まいを兼ねたバイク屋で、主人公とはお隣さん同士。
活発な健康優良児で、行動的な性格をしている。
その分そそっかしくよく転ぶので生傷が絶えない。
朝はとにかく苦手で寝過ごすことが多い。
機械と油まみれの生活をしているが、年頃の女の子らしく
そんな地味な自分にややコンプレックス気味で、最近ちょっと女の子らしい恋愛に憧れている。
また最近幼馴染の主人公が、熱心にバイクに打ち込む姿に惹かれていたりする。

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小野寺　なお（おのでらなお）

主人公の叔母である君枝の一人娘。
父親は、彼女が物心つく前に事故で他界しており、以後母親の君枝と母娘二人きりで暮らしている。
外で働いている母に代り、健気にも家の中の主婦仕事も引き受ける程のしっかり者なのだが、
実は天然ボケなので時折大ハズシをすることも……。
小柄で華奢に見えるが、中学から続けている水泳部で鍛えているので、体力は結構あったりする。

小さい頃は小柄な体格と引っ込み思案な性格の為よくいじめられていたが、
その度主人公に助けてもらっていたので、いまだに「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。
ちょっとしたことですぐに泣いてしまうが、泣き止むのも早く、ころころと愛らしく表情をかえくっついてくるので、その辺に主人公は父性愛を感じているようだ。

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結城　藍香（ゆうきあいか）

主人公の２学年上。
粋でいなせな姐御肌で、通称「藍香姐さん」。
主人公の憧れの相手でもある。
メカニックとして天才肌の彼女だが、何よりレーサーとしての才能に溢れ、地元の峠ではいくつも伝説を作っている。
将来は有名ワークスにレーサーとして誘われるのが夢。
背も高く、プロポーションは上々で胸も爆乳クラス、さらに美しいロングヘアという完璧な容姿をしているので、無意識に女らしさのフェロモンを出している。
しかしそれとは裏腹に、本人自身は結構男っぽい性格をしているので、後輩には鉄拳制裁を喰らわす、
怒ると怖いおねえさんぶりを発揮する。

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森永　諒（もりながりょう）

主人公と同学年だが、教室は別のクラス。
常に冷静で感情の起伏が少ないクールなタイプで妙に現実主義者なところがあり、醒めた性格をしている。
口調も固く出会った当初は主人公にも素っ気ない態度で接するが、実は尽くすタイプで仲良くなるとあれこれ構いたがるが、気恥ずかしさが優先して実行できずにいる。

とにかく女の子らしいことをさせられるのが苦手で、可愛い服とか仕草とか……
そう言うことを強要されるのが一番の恥辱（しかし可愛くないと思っているのは本人だけ）
長身で引き締まったスレンダーな体に加え、くりくりした瞳と太い眉とボーイッシュな雰囲気。
外見とは裏腹のＦカップの巨乳の持ち主で、その為たいへん頻繁に痴漢にあっているらしく、
警戒心は強い様だ。

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小野寺　君枝（おのでらきみえ）

大手企業のキャリアウーマンを勤める美貌の未亡人。
とても１児の母とは思えない若さの上ないすばでぃを誇り、そのため結の父親の豪州には常に求婚されつづけているが、身持ちは固い。
女手一つで、なおを育ててきた為自分の娘には幸せになって欲しいとも願っているものの……
本人自身はかなり強引かつ明るい性格をしている為、お気に入りの主人公にちょくちょく
「性犯罪に走る前に、お姉さんが色々教えてア・ゲ・ル・♪」といっては冷やかし遊んでいる。
主人公は冗談だと思いつつも幼き日の初恋の人にどぎまぎと圧倒されっぱなしで、常に頭が上がらない。
おばさんと呼ばれるのがキライで、自分のことは『君枝さん』と呼ぶよう主人公に強制する。

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矢島　貴子（やじまたかこ）

教鞭を執ってまだ間もない新人で、バイクに関しては殆ど……というかかなりのど素人。
どじだが誠実な人柄なので、少々お節介になりがちな感もある。
おっとりした感じの美人で、ドジな所が可愛いと男子には絶大な人気を誇っている。
しかし彼女のどこか世間ズレした感覚が、自然と告白を受付ない。
まだまだ担任としても顧問としても失敗が多く、それを気にしては、なにかと落ち込むことも多いが、バイク部の部員の為、努力を惜しまず頑張ることで挽回している。

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河原　早樹（かわはらさき）

主人公よりも1学年下の後輩。
バイクのことなど全く分からないが、本人曰く『ヤンキー志望』との事で、愛車であるバイクの「流星号」を溺愛している。
いつかは一人前のレディースになりたいと思っているらしく、義理と人情を大事にする下町元気ッ娘。
しかし、案外家庭的で女の子らしい一面もあったりする。
胸もAカップの為、早く処女を捨てれば一人前の女になれると、おばかな勘違いしている為、お気に入りの先輩である主人公に、ごく軽～い感覚で「処女貰ってくれないっすか？」などと聞いてきたりして主人公を困らせたりする。

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くらき

過去タイトル『すめらぎの巫女たち』にも登場している。
千年を生きた蛇精だが、ほとんど霊力を使い果たしており、小さな妖精のような姿で暮らしている。
（頭身は子供並で、サイズも10数センチ程度。いつも白い着物姿で、長い髪をお下げにして鈴で縛っている）
現在はなおの家に住み着いていて、普段はぬいぐるみのフリをして過ごしている。
最近の趣味はパソコン。
主人公（圭一）とは、とある事がきっかけで、正体がバレてしまうが、気が合うのか友達感覚で仲良くやっている。
個人的には主人公となおをくっつけたいようで、自称「恋のキューピット」として空回りしつつも小さな体でめいいっぱいがんばったりしている。

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