すめらぎの巫女たち 特別版
■ストーリー
大正35年・帝都・東京。
魔を封じ、世の安寧を保つことを目的に設立された特務機関『封魔』(美少女巫女軍団)は、
大きな異変が現世に生じたことを察知していた。
かつて強大なる軍勢を率いて聖なる神と戦い、破れたはずの邪神の復活である。
そして、邪神の生まれ変わりである者が……。
主人公北川大輔は、幼馴染の吉川夢見に世話を焼いてもらいながら、日々をおくる普通の
青年だったが、黒羽沙夜と名乗る美女に誘われるがままに性交し、自身が邪神の転生者で
ある意識と能力を取り戻す。
覚醒した大輔に沙夜は、自分の屋敷に来て欲しいと願い出る。
夢見を巻き込まぬ為に、屋敷に向かう大輔だが、何故か夢見も押しかけ大騒動!?
沙夜と夢見の直接対決に震えて見守る邪神(大輔)や、こっそり白蛇の精くらきと艶本買いに
屋敷を抜け出す邪神。
はては、夜這いに全身全霊をかける邪神等等、覚醒してもやっぱり大輔は大輔であるのですが、
封魔からしてみればやはり邪神!!
次から次へと封魔の美少女はもちろんの事、異国のシスター等数多の美少女が大輔に襲い掛かり、
嬉しさ半分苦しさ半分の邪神人生。
はたして大輔は邪神として千年にもわたる戦いに終止符が打てるのか!?
■キャラクター
北川 大輔
本作の主人公。
どこにでもいる普通の青年だったが、邪神の使徒である女性と誘われるがままに性交し、
彼自身邪神の転生者である意識と能力を取り戻す。
覚醒後は非常に高いカリスマ性を持ち、亜人間たちの支持を集めている。
また女性に対してはたいへん強力な「魅惑」の力を持ち、一度彼に抱かれてしまった者は
麻薬に取りつかれた様な性的中毒症状に陥ってしまう。
吉川 夢見
大輔の幼馴染で家事全般が得意の女の子。
主人公の事となるとものすごい行動力を発揮する。
(大輔に別れを告げられたあと後を追い黒羽家へと押しかけたりする一面も見せる)
大輔が邪神の転生と知っても変わらず幼なじみとして接し、大輔が戦いを肯定しても、
大輔の優しさを信じる。
沙夜とは犬猿の仲だが、大輔を心配しているという一点で一致している。
黒羽 沙夜
大輔の最良の部下であり、かつての娘であり、一度は母にもなる半神。
魔ではあるが非常に神に近い能力を持つ。闇を操る能力者。
本性を現すと神々しい黒い羽と巨大な鎌をを持つ黒天使である。
大輔に単身接触し、彼が転生者であることを告げる邪神の第一の
使徒にして参謀格でもある。
見た目は眉目秀麗な妙齢の佳人である。
特に高い能力を持ち、邪神である大輔に絶対の忠誠と服従を誓っている。
普段の職業は女性実業家として政財界を暗躍している。
くらき
千年を生きた蛇の精。
最初から沙夜とともに大輔に付き従う。
しかし、実際には長年の封魔との戦いで既にほとんど霊力を使い果たしており、
小さな妖精のような姿でいつも大輔の周りにまとわりついている。
喜怒哀楽が激しく表情がころころと変わり明るい性格をしている。
「はいですにょろーっ!よろしくですにょろ~♪」といった独特の口調で話す。
怒ると蛇に変わるが、たいして害はない。
沙夜の部下だが、なぜか夢見と仲がいい。
前園 恵子
見た目は十代前半の少女だが、その実は数百年を生きた古妖「紅蓮花」
花の精の一種だが、その霊力は日本に残る亜人間の中でも随一。
人の精を糧とする。
現在は、ある富豪の養女となり、人間として生きている。
日下部 光
封魔四天王
陰陽師の娘(リーダー)
安部晴明の血を引く稀代の天才陰陽師、オールラウンドに術を使いこなし、
歳は若いが優れた指導力を持つ。
予言者として政治的にも力を持つ。
自分が正義を守っているのだという自負と責任感を持った人物。
そのため、必要以上に気負ったり、仲間に対して厳しくなるところがある。
安部一族を配下に持つ。
「月海(げっかい)」「星鞍(ほしくら)」が常に影のごとく寄り添う。
日下部 香
封魔四天王(光の妹)
姉には及ばないものの高い能力を持ち、特に式神を操る能力に長けている。
常に陰で頑張ってきた努力家であるが、実は天賦の才を持つ姉にコンプレックスを
抱いている。
基本的に控えめで口数の少ない少女。
敵である亜人間と自分たちが同じ存在なのではないかという疑問を抱いている。
安部一族を配下に持つ。
「夢風(ゆめかぜ)」が影のごとく寄り添う。
渡瀬 勇気
封魔四天王 巫女の末裔
かつて邪神を封じた亜人間の巫女の末裔。
彼女達の一族は邪神亡き後指導者として奉り挙げられる事を嫌い、山奥にひっそりと暮らしてきた。
その神通力は世代を経てもなお薄まる事は無く、彼女は特に強い神通力を秘めているようだ。
術の系譜はなく、あえて言うならまさに「超能力」である。
彼女自身は普通でありたいと願い、本人はその血筋を疎んじている。
しかし貴族院の熱心な説得により特務機関の隊員に加わる事になり、霊刀「無骸」を振るう魔法剣士となる。
日頃の言動は非常に明るい。
そのため、リーダーの「日下部 光」とは折り合いが悪い。
織笠 みこと
封魔四天王
海外に渡り西洋の封魔術を学んだエクソシスト。
いつも聖書と聖水を手に戦う。
貴族院が兼ねてより派遣していた彼女を日本に引き戻し、特務機関の隊員に選抜した。
慈愛の精神にあふれ、大人の魅力あふれるお姉様タイプ。
しかし過去に亜人間に両親を殺害されているため、人一倍邪神復活を恐れ、憎んでいる。
逆に、自分の中にある力をもっとも嫌悪している女性でもある。
かなり潔癖性な所があり、時々口うるさくなる。
シスターを配下に持ち、「七瀬 やよい」「史村 由美子」の二人の高位シスターを配下に持つ。